〜丁寧なくらしの手帖〜

曲げわっぱ弁当箱の手入れの仕方(無塗装とウレタン塗装の違いなど)

こんにちは。
muji seikatsuの奏(KANA)です。

自粛生活で新しく始めたお弁当生活。

わが家のお弁当箱は曲げわっぱのものですが、曲げわっぱの弁当箱は種類によって洗い方などの手入れの仕方が若干異なります。

「木のものは取り入れてみたいけど、なかなかハードルが高くて…」という声もよくいただくので、曲げわっぱの手入れ方法を簡単に解説をしてみます。

曲げわっぱ弁当箱の手入れの仕方・扱い方

曲げわっぱとは、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱のことで、全国各地で作られています。

わが家で使っているものは、いずれも秋田県の大館で作られる大館曲げわっぱです。

▼ヤフークリエイターズプログラムで公開中の簡単な解説動画です▼

曲げわっぱは、白木(無塗装)とウレタン塗装の2種類

大館の曲げわっぱは、昭和55年に伝統工芸品に指定されました。

その当時は、曲げわっぱといえば、白木(無塗装)のものしかありませんでした。

しかし、曲げわっぱ弁当箱の需要が拡大するにつれ、多くの人に使いやすい曲げわっぱが登場しました。

これがウレタン塗装の曲げわっぱです。

話をまとめると、現在販売されている曲げわっぱ弁当箱の種類は、大きく2つ。

①白木(無塗装)のもの
②ウレタン塗装が施されたもの

です。

わが家では、

①白木(無塗装)は、柴田慶信商店
②ウレタン塗装は、大館工業社

のものを使っています。

一般的な曲げわっぱ弁当箱のイメージは白木(無塗装)のものかと思いますが、入手しやすく、リーズナブルなものはウレタン塗装の曲げわっぱ弁当箱です。

白木(無塗装)に比べると、ウレタン塗装の弁当箱はとても扱いが楽です。

白木(無塗装)は木の表面が剥き出しなので、水分や匂い・色などを吸着しやすいため、洗剤を使うことができません。

底の縁の部分が洗いにくく・乾きにくいので、乾燥をしっかりさせないと黒ずみの原因になります。

とはいえ、丁寧に扱っていれば、時間の経過に伴い黒ずむのは自然なこと。

柴田慶信商店さんにも問い合わせましたが、黒ずみ自体は心配ないとのことです。

全ての曲げわっぱに共通する手入れのコツ

白木(無塗装)とウレタン塗装のもので違う部分もありますが、共通する部分もあります。

まずはそちらから解説しますね。

乾燥時は底を下に(弁当箱をひっくり返さない)

洗ったら、きれいに拭いてから、底を下にして乾燥させます。

一般的なお弁当箱やお茶碗などは、底を上にして乾燥させると思いますが、木の器は底を下にして乾燥させます。

湿気は上へのぼるので、水分が既に拭き取られているお弁当箱であれば、弁当箱内部の水分が乾燥しやすいようにしてあげる必要があります。

底を上にして、ひっくり返すようにして乾かすと、湿気が底にたまり、黒ずみの原因になります。

続けて使わない

わが家では実践できていませんが、できれば弁当箱をきっちり乾かした上で使いたいので、一つの弁当箱を毎日使うのではなく、複数の弁当箱を持ち、変わりばんこに使うことをオススメします。

わが家には各自に対して複数のものを持つ余裕がないので、毎日同じものを、よく乾かした上で使っています。

どうしても黒ずみは生じていますが、健康などに問題があるわけではないので、気にせず使っています。

毎日同じものを使う場合は、できるだけ長い時間漬け置かない(汚れをふやかすために長時間水分を入れておかない)ようにしましょう。

レンジはNG

曲げわっぱは天然の木なので、急激な温度変化は苦手です。

電子レンジなどに入れると急激に乾燥してひび割れの原因にもなりますので、絶対にやめてください。

もちろん、食器乾燥機などに入れるものNGです😭

白木(無塗装)の曲げわっぱの手入れのコツ

白木(無塗装)の曲げわっぱは、木、そのもののため、扱いに注意が必要です。

とはいえ、いくつかの点だけ気をつければ大丈夫なので、仕組みを理解した上で、コツを覚えていきましょう。

使う前に水で濡らす

木のものは乾燥すると縮み、水分を含むと膨張します。

膨張する際に、水分と一緒に匂いや汚れなども吸収します。

また、乾燥した状態だと、ご飯粒などが張り付きやすいため、汚れも落としにくくなります。

無塗装の曲げわっぱを使う場合は、必ず使う前にさっと水で濡らし、さっと水気を拭き取ってから使いましょう。

洗剤は使わない

上記でも説明したように、無塗装の曲げわっぱは、洗う際に水分と一緒に洗剤も吸収してしまいます。

木のまな板なども全て、塗装されていないものは洗剤で洗ってはいけません。

柴田慶信商店のHPでは、

①お湯、又は水を注ぎ、汚れを浮かせる

②軽くタワシで洗い落とす

③研磨剤が入ったクレンザー(磨き粉)で白木の表面を磨くように、新しい木肌を出す気持ちでタワシを用いて洗う

④完全に乾かす

とあるのですが、

私は白木に使っても大丈夫だと思えるクレンザーにまだ出会っていないので、いつもゴシゴシとこすり洗いのみです。

おすすめは柴田慶信商店

わが家で使っている
柴田慶信商店の「白木(無塗装)」の曲げわっぱ弁当箱

取り扱っているネットショップは少なく、yahooだと少しだけ販売しているところがありました。

他にいくつか在庫があったネットショップは、

cotogotoさんのネットショップ

tsunaguさんのネットショップ

くらいです。

基本的には店頭でしか販売されていないので、お近くの販売店を参照するか、

メールなどで問い合わせの上、発送してもらう形になるようです。

弁当箱の種類一覧はこちらです。

今の暮らしでは使わないので手放してしまいましたが、おひつもお米が気持ちよく呼吸している感じで、とても使いやすかったです。

ウレタン塗装の曲げわっぱの手入れのコツ

手軽さがウリで広まった、ウレタン塗装の曲げわっぱ弁当。

表面にコーティングがされることで、木のものとはいえ、扱いがかなり楽になっています。

手入れもほぼ、プラスチックの普通のお弁当と同じです。

洗剤を使って洗う

ウレタン塗装の曲げわっぱは洗剤で洗っても大丈夫です。

わが家では、洗い物自体に洗剤をほぼ使わないので、水やお湯でゴシゴシとこすり洗いするだけですが、油物などが少ないせいか特にトラブルもなく済んでいます。

しかし、お魚やお肉料理などを入れるようであれば、洗剤を使って隅々まで洗った方が良いかもしれません。

無塗装とは違って、傷がついていない限り、木の部分に水分や洗剤が染み込まないので、洗剤を使って洗えるのがウレタン塗装の一番の利点と手軽さです。

ウレタン塗装の香りが気になる

私も購入したばかりの頃は、この塗装の匂いが気になって嫌でした。

私と同様に匂いが気になるという方は、こんな対処法があります。

弁当容器の中にお湯を入れ、数十分ほど放置する。

これを気にならなくなるまで何日も繰り返しやってみてください。

手元にあれば、重曹も少し入れると良いかもしれません。

※無塗装のものに重曹はNGです。あくまでもウレタン塗装のものだけの対処法です。

おすすめは大館工芸社

わが家では、大館工芸社の「ウレタン塗装」がされた曲げわっぱ弁当箱も使っています。

わが家では息子が小サイズを

夫が中サイズを使っています。

——

プラスチックやステンレスの弁当箱に比べると、ちょっぴり扱いに注意が必要な曲げわっぱの弁当箱。

しかし、とても軽くて可愛らしいし、毎日のお弁当タイムがより楽しくなること間違いなし!

手入れができるか不安で踏み出せなかった方も、ぜひウレタン塗装のものからチャレンジしてみてください。