〜丁寧なくらしの手帖〜

【梅しごとの下準備】必要な道具たち

マンションの狭いベランダでもできる梅の干し方

こんにちは。
muji seikatsuの奏(KANA)です。

梅しごとをするためにはどんなものが必要ですか?

という質問をいただいたので、梅干し作りなどをするために準備しておくといいものを解説します。

この記事はこんな人にオススメ

・梅仕事をしてみたい方
・梅干しを作りたい方
・梅シロップを作りたい方

準備が終わりましたら、今すぐ青梅を買ってきて梅しごとをスタートしても大丈夫です。

梅は買ってきたけど、何が必要?

と慌てないために、事前に準備した上で、青梅を購入するようにしてくださいね。

梅を買ってきた後にどんなことをするのか先に知りたい!という方は、「梅の下ごしらえの仕方」からまずはどうぞ。

【梅しごとの下準備】必要な道具たち

私は10年ほど、梅しごとをしています。

梅干しを漬けたり、シロップを作ったり。

ほとんどお酒を飲まないくせに、色々なお酒で梅酒を作っていた時代もありました。

大きな家で広々とやっていた時期もありますが、今の家は小さなマンション。

どんな環境でも、その規模に合わせた梅しごとはできますので、あなたの状況にに合わせた下準備をしていきましょう。

梅しごととは?

梅仕事は大きく分けて、

①梅を漬けること
②梅酒やシロップを作ること
の2つに分かれます。

※他にも、梅肉エキス、梅ジャムなどもありますが、メインはその2つとして説明を続けます。

それぞれの梅仕事において、必要なものをお伝えしますので、目的に合ったものを用意してください。

①梅干しを作るために必要なもの

マンションの狭いベランダでもできる梅の干し方

まずは梅干し作りをするときに、準備すべきものについて解説します。

青梅の購入前に用意すべきもの

天然塩

塩の目安は、梅の重量の18〜20%。

私は、18%程度でやることが多いです。

梅の味を決めるのは、青梅と塩です。

できるだけ精製塩ではなく、美味しい天然塩を使ってください。

梅の重量の18%は、
1kgの青梅なら、180g
2kgの青梅なら、360g
3kgの青梅なら、540g

また、だいぶ先の話になりますが、
梅に赤い色を漬けるために、
赤紫蘇とその重量の20%程度の塩を使います。

赤紫蘇の目安は、青梅の20%で、
赤紫蘇に必要な塩は、赤紫蘇の20%なので、

1kgの青梅なら、40g
2kgの青梅なら、80g
3kgの青梅なら、120g

の塩が追加で必要となります。

500gの塩を買っておけば、2kgの赤い梅干がつけられると思っていれば良さそうですね。

とても美味しい塩なので、日常使いにもぜひ☺️

アルコール

時々使わない方もおられるので、しっかりとした衛生管理ができるならば不要かもしれませんが…

私は青梅や容器を消毒するために、アルコールをつかっています。

35度ホワイトリカーと呼ばれる果実酒用のアルコールを使うことが多いです

MEMO
ホワイトリカーは一度だけ1リットル程度の小さめサイズをみたことがあるのですが、通常はどれも1.8リットル。腐ることはありませんが、場所をとるので、小さな暮らしの場合は何か別のものでの代用を考えるのも悪くないと思います。

清潔な布巾orキッチンペーパー

下ごしらえで梅を洗った後に、拭きあげるために使います。

清潔な木綿の布巾が吸水もよいですが、食品を拭いて大丈夫かが心配であれば、厚めのキッチンペーパーを使うのもおすすめです。

湿ったら取り替えたいので、数枚用意しておくと安心です。

さらしも使いやすいです。

👇私のイチオシのキッチンペーパーです。洗って何度も使えます。

竹串

青梅のおへそ(ヘタ(ホシ))を取るために使います。

たこ焼き用のピックや爪楊枝でも代用できますが、竹串がやりやすいです。

何か代用できそうなものがあれば、新しく求めなくてもいいと思いますが、金属のものは青梅の表面に傷をつけるのでおすすめできません。

梅を漬けるための容器

プラスチックの樽や琺瑯(ほうろう)の容器、甕(かめ)、ガラス瓶、ジップロックなどの食品保存用袋でも。

プラスチックの樽は、中蓋(押しぶた)がついてくるものもあるので便利です。

野田琺瑯のストッカーを大量にならべて、梅や味噌などの保存食をたくさん作るのも楽しいです。

サイズの目安は、
・直径21cm(7L):梅2~3kg、
・直径24cm(10L):約5kg

くらいです。

初めての梅作りの方や、1〜2人暮らしの方ならば、最初は2キロから始めるといいと思います。

一軒家で置くスペースがあるなら、甕(かめ)だとテンションがあがります。私も昔やってました。重ねられないのがネックです。

ガラス瓶は中の様子がみられるのが楽しいです。小さなものでたくさん作って、一つはすぐに食べ、残りは保存して…とするのもいいですね。

小さな暮らしで一番オススメなのは、ジッパーのついているジップロックなどの袋です。

衛生管理も簡単だし、スペースもとらないし、安いしの三拍子なので、まずはここから始めてみるのも悪くないと思います。

中蓋

プラスチックのものや無地の丈夫な皿でも(装飾がついたものは、ハゲてしまう可能性があります)。

木蓋はカビが生えやすいので止めた方が無難です。

注意
新しく用意する場合は、梅干しを漬ける容器の内径より、ひとまわり小さい大きさのものを求めてください。サイズを間違えると、容器に入らなかったり、小さすぎて一部しか重石をかけられないこともあります…

重石

プラスチックや陶器の持ち手のついたものが使いやすいです。

途中で重石を半分量に減らすので、大きいものを1つではなく、小さなものを2つを持っておきましょう。

サイズ(重さ)は、梅の量の2倍が必要になるので、漬けたい梅の量の重石✖️2つを持っていると良いと思います。

(あるいは、もっと小さなサイズをいくつか持っておくのも良いと思います)

MEMO
結構重くてかさばって邪魔になるので、私はジップロックなどのビニール袋に塩を入れて代用したり、ペットボトルに水を入れたものをビニール袋でしっかり包んで、それを重石がわりにしたり、と工夫してきました。

最適ではありませんが、清潔を保てる重量のあるものならば代用できると思います。

小さなガラス瓶に入る重石はない(と思うのと)、ジップロックなどの袋で漬ける場合、重石は不要です。

大きめのビニール袋

容器全体をビニール袋で覆うと、ほこりなどが入りにくく安心です。

目的は外敵?から容器を守ることなので、容器がすっぽりと包めるサイズであれば、大きめのゴミ袋などでも大丈夫です。

ボウル

青梅を洗う下ごしらえの際や、アルコールをまぶしたりするときに使う他、赤じそを洗ったり・絞ったりするときにも使用するので、できれば大きめのものが何個かあると便利です。

ただしそれも、漬ける量次第なので、自分の暮らしのサイズに合わせて。

家にある丼やお碗などをうまく転用して使えるといいですね。

ボウルの中では、有本葉子さんのラ・バーゼや、柳宗理さんのシリーズが美しい形状をしています。

青梅を購入

以上の準備ができたら、青梅を購入しても大丈夫です!

全く黄色味のない青梅ならば、そこから数日追熟する(追加で熟させる)ので、数日の猶予の間に足りないものを追加で用意してもOK🙆‍♀️

青梅

大きめで黄熟したものがベストです。

未熟な青みがかっているものであれば、数日間そのまま待って、追熟してから漬けると失敗しにくいです。

大きさはこだわりすぎる必要はないが、大きいものの方が上手にできやすいです。

小梅は様々な点で大きく異なるので、別の記事を参照してください。

できれば無農薬のものを。

青梅購入後に用意するもの

下ごしらえをして、梅を塩でつけた後に必要になるものです。(梅干し作りはプロセスが結構たくさんあります)

下ごしらえの詳細は、こちらの記事を参考にしてください。

ぜひ、梅漬けや白梅干しのままで終わらせず、赤紫蘇で綺麗な赤色をつけてから、天気の良い日を選んで天日干しをしてくださいね。

赤紫蘇

梅の重量の20%程度が目安です。

赤紫蘇のアク抜きをするために、塩も追加で20%必要になります(さっき、カウントしました☺️)。

赤紫蘇は、梅に色をつけて赤梅干しにする場合のみ必要です。

塩でつけただけの、白梅干しで良ければ、赤紫蘇は不要です。

ざる

盆ざるがひとつあると、日常でも色々と応用がきくので便利です。

手つきのものはひっかけておけるのが便利です。

スペースを効率的に使えるので、角形も悪くないです。

ベランダで大量に干したい場合は、この盆ざるをハンギングできるネットに入れておくと、ホコリもつきにくいです。干し野菜などにも使えます。

MEMO
梅干しを干すための専用ざるは「えびら」といい、今時期のみ、ホームセンターなどでもたくさん並んでいます。

あっという間に消えるので、希望する方は早めにチェックしておくことをおすすめします。

広げて使う干布というものもあります。こちらの方が場所も取らない上に、安くて経済的ではありますが、移動できないのが不便です。

②梅酒・梅シロップを作るために必要なもの

①の梅干しとかぶる内容も多数ありますが、わかりやすいようにひとまとめにしておきます。

青梅の購入前に用意すべきもの

消毒用のアルコール

時々使わない方もおられるので、しっかりとした衛生管理ができるならば不要かもしれませんが…

私は青梅や容器を消毒するために、アルコールをつかっています。

35度ホワイトリカーと呼ばれる果実酒用のアルコールを使うことが多いです

MEMO
ホワイトリカーは一度だけ1リットル程度の小さめサイズをみたことがあるのですが、通常はどれも1.8リットル。腐ることはありませんが、場所をとるので、小さな暮らしの場合は何か別のものでの代用を考えるのも悪くないと思います。

梅酒用のお酒

上記のホワイトリカーが一番安価で作りやすいですが、それ以外にも35度のブランデーなどもあります。

甘味料(氷砂糖など)

甜菜糖で作られた氷砂糖がイチオシですが、北海道以外だと手に入りにくいようです(北海道だとスーパーに売っています)

普通の甜菜糖やはちみつ、その他の甘味料でも作れますが、ゆっくり溶ける氷砂糖が梅酒や梅シロップにはおすすめです。

目安は、梅の重量と同量です。

清潔な布巾orキッチンペーパー

下ごしらえで梅を洗った後に、拭きあげるために使います。

清潔な木綿の布巾が吸水もよいですが、食品を拭いて大丈夫かが心配であれば、厚めのキッチンペーパーを使うのもおすすめです。

湿ったら取り替えたいので、数枚用意しておくと安心です。

さらしも使いやすいです。

👇私のイチオシのキッチンペーパーです。洗って何度も使えます。

竹串

青梅のおへそ(ヘタ(ホシ))を取るために使います。

たこ焼き用のピックや爪楊枝でも代用できますが、竹串がやりやすいです。

何か代用できそうなものがあれば、新しく求めなくてもいいと思いますが、金属のものは青梅の表面に傷をつけるのでおすすめできません。

梅酒や梅シロップを作る容器

梅酒ならガラス瓶、シロップならジップロックなどの食品保存用袋でも最初は大丈夫です(できあがったら、シロップだけ別の容器に入れてください)。

ガラス瓶はたくさん種類がありますが、ゴムパッキンでしっかり密閉できるものだと長期保存がしやすいです。

シロップなら、ジッパーのついているジップロックなどの袋で作って、できあがったらシロップだけ別の容器にうつしても大丈夫です。

衛生管理も簡単だし、スペースもとらないし、安いしの三拍子なので、まずはここから始めてみるのも悪くないと思います。

青梅を購入

以上の準備ができたら、青梅を購入しても大丈夫です!

下ごしらえの方法は、こちらの記事を参考にしてください。

青梅

梅干しにつかう青梅は、しっかりと熟して黄色いものがベストですが、梅酒やシロップに使う梅は青い未熟なものの方が良いです。

傷はない方がいいですが、透き通って美しいシロップじゃなくてもいいならば、傷物はシロップなどにして、綺麗なものは梅干しにするために追熟することをおすすめします。

今回私は大量に安くて傷だらけの無農薬青梅を手に入れました。なんと1kg200円!

できれば無農薬のものを。

さいごに

梅しごとは、昔ながらの方法で、大量にやろうと思うと準備するものも多くて、なかなか大変です。

しかし、フリーザーパックや小さなビンなどを使って、少量を手軽に作ることもできます。

初めての方はぜひ難しく考えず、最低限のものだけ揃えて、梅しごとにチャレンジしてみてください。

想像以上に簡単で驚くと思います。

梅の下ごしらえの仕方はこちら