母ちゃん
日本は米国に次ぐプラネタリウム大国で、全国各地に300館以上もあるって知っていましたか?
最近はぐるっとパスを使って科学館にいくことが増え、プラネタリウムの投影機に興味が湧いてきたので、色々と調べてみました。
東京都内には中規模以上のプラネタリウムもたくさんあるのですが、その中でも大きめのドーム、かつ、投影機が最近設置されたものを中心に、子どもと一緒に楽しめる都内のプラネタリウムを10こ選んでみました。
目次
子どもと一緒に楽しめる東京都内のプラネタリウム10選
プラネタリウムの投影機は代表的な、MEGASTAR、五藤光学研究所、コニカミノルタの3社で分類してみました。
母ちゃん
MEGASTARメガスターの投影機を使ったプラネタリウム
MEGASTARは、プラネタリウム・クリエーター大平貴之さんによって生み出された、次世代のプラネタリウムシステムです。
大平さんは小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、大学3年生の時に、個人製作は不可能と言われていたレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」の開発に成功しました。
このエピソードを聞くだけでも、なんだかワクワクしてきませんか?
MEGASTAR
国内設置場所一覧はこちら
母ちゃん
日本科学未来館【ぐるっとパス】
そんなMEGASTARのプラネタリウムを都内で体験できるのが、ぐるっとパスも利用できる『日本科学未来館」のドームシアターです。
2004年の設置なので、投影できる星の数は最近のプラネタリウム投影機に比べると少なめですが、それでも十分に綺麗な星空を楽しむことができます。
15.24m傾斜型ドームで、水平型ドームでは見えない地平線より下の星を見ることができます。
子ども向けの番組、大人向けの番組があるので、事前にHPで投影時間をチェックしてから行くことをおすすめします。
また、休日は朝早くの時間帯に夕方の番組まで売り切れてしまうことが多いので、プラネタリウム目的で日本科学未来館に行くならば朝一がベターです!
日本科学未来館のプラネタリウムの詳細はこちら
大人:310円、18歳以下:100円
※ドームシアター鑑賞券に加えて常設展券または企画展券が別途必要
常設展券:
大人:630円、18歳以下:210円
企画展券は企画によって異なります。
ぐるっとパスでは、常設展への入場無料or企画展への割引が可能です。
プラネタリウムを観るだけならば、常設展の無料+ドームシアター鑑賞料310円だけで観ることができます。
五藤光学研究所の投影機を使ったプラネタリウム
五藤光学研究所は1926年(大正15年)に日本で唯一の天体望遠鏡専門メーカーとして誕生して以来、天体望遠鏡メーカーとして活躍をしてきました。
その間もずっとプラネタリウムの国産化に取り組み続け、1996年には、世界初の3次元リアルタイムCGドーム投映システム「バーチャリウム」の開発に成功。
2005年に名古屋で開催された愛・地球博では、世界初となる360度全球映像を実現しました。
五藤光学研究所の投影機、設置場所一覧はこちら
母ちゃん
ぜひ多くの人に体験してほしいです。
多摩六都科学館【ぐるっとパス】
多摩六都科学館のプラネタリウムは、プラネタリウム目的に訪れる方がとても多く、全国でも稼働率がとても高いプラネタリウムです。
駅からのアクセスもバスに乗るか、20分歩くというアクセスの悪さに、ずっと足を運ぶのに躊躇していたのですが、思い切って行ってみたらすごくいい施設でした!プラネタリウムの投影機もすばらしいのですが、27.5mという超ビックサイズの傾斜型ドームなんです!
プラネタリウムは開始30分以上前から並ぶ方も多く、私たちが開始20分前に行ったら既に長蛇の列でした。
夏休みではありましたが、平日の昼間の番組がみんな満席続きというのにも本当に驚きました。
入館の時点で番組のチケットを購入するので、HPでどの番組をみたいかチェックした上で、できるだけ早い時間に訪れるのをおすすめします!
多摩六都科学館のプラネタリウムの詳細はこちら
(展示室+プラネタリウムまたは大型映像を1回)
大人:1,040円
4歳〜高校生:420円
府中市郷土の森博物館【ぐるっとパス】
府中市郷土の森博物館のプラネタリウムは、2018年の5月にリニューアルしたばかりの最新型の投影機です。
ドームサイズも27.5mの多摩六都科学館には負けますが、23mの水平型ドームと全国でも最大級のサイズです。
アクセスの悪さと、最新型のプラネタリウムの認知ができていないのか、科学館とは異なり博物館は子どもへの魅力が少ないせいか、夏休み終わりかけの平日昼間のプラネタリウムはガラガラでした。
超勿体無いです!!!!!
府中市郷土の森博物館のプラネタリウムの詳細はこちら
大人:300円、中学生以下:150円
プラネタリウム観覧料:
大人:600円、中学生以下:300円
世田谷区立教育センター
私はまだ足を運んだことがないのですが、世田谷区立教育センターにも中規模なプラネタリウムがあります。
16m水平型ドームとサイズもそれなりの大きさな上に、入場料が安価で、土日祝日は子ども(小・中学生)が無料というのが良心的で嬉しいですよね。
近くにあったら、頻繁に行きたいプラネタリウムです。
世田谷区立教育センターのプラネタリウムの詳細はこちら
おとな:400円
小・中学生:100円(土日祝日、休日は無料)
未就学児:無料
品川区立五反田文化センター
品川区立五反田文化センターにも中規模サイズのプラネタリウムがあります。
こちらは世田谷区立教育センター以上にリーズナブルな入場料なので、ぷらっと休日に、お昼休みに足を運んでみると星空に癒されそうです。
品川区立五反田文化センターのプラネタリウムの詳細はこちら
大人:200円
4歳~中学生:50円
3歳以下(座席不使用):無料
「お昼のくつろぎプラネタリウム」:無料
コニカミノルタの投影機を使ったプラネタリウム
最近は池袋サンシャインシティの満天や、スカイツリータウンの天空などの大人向けのプラネタリウムでよく知られるコニカミノルタのプラネタリウムですが、子ども向けの施設でもたくさん設置されています。
コニカミノルタの投影機、関東の設置場所一覧はこちら
ギャラクシティ足立区こども未来創造館
子ども向けの無料で遊べる施設としても有名なギャラクシティ足立区こども未来創造館にも、プラネタリウムがあります。
23mの大規模ドームで、たくさんの番組を投影しています。
ここのプラネタリウムの一番の特徴は、桟敷席があること!
ごろごろと寝っ転がって、星空を眺めることができるんです!!!
池袋などでも寝っ転がってみられる席はありますが、子連れだと躊躇してしまうし、価格も全然違います。
ボルダリングなどの施設と併せて1日いっぱい楽しみに行ってみてください。
ギャラクシティ足立区こども未来創造館のプラネタリウムの詳細はこちら
1回鑑賞券
大人:500円、小中高生:100円、未就学児(座席不使用):無料
1日券
(1日何回でも鑑賞することができます)
大人:800円、小・中学生:160円
身体障害者手帳及び愛の手帳をお持ちの方とその介助者1名は観覧無料
70才以上:無料
足立区民は第2、第3土曜日が無料
ベネッセ・スター・ドーム
多摩市にあるベネッセ・スター・ドームでも、プラネタリウムを観ることができます。
ベネッセ・スター・ドームはその名の通り、子ども向けのプラネタリウム施設で、他の施設は併設されていません。
14mの中規模のドームで、プラネタリウムの番組も、星空の解説よりも子ども向けの番組がメインとなります。
幼稚園児などのプラネタリウムデビューにはぴったりの場所ですね。
夏休み期間以外、平日は休館しています。開館しているかカレンダーでチェックした上で、足をお運びください。
ベネッセ・スター・ドームの詳細はこちら
おとな:400円
中学生以下:200円
65歳以上/障がい者手帳ご呈示の方:200円
障がい者手帳ご呈示でこどもの方:100円
乳幼児(座席不要の場合のみ):無料
コスモプラネタリウム渋谷
渋谷図書館のある渋谷区文化総合センター大和田の最上階に、コスモプラネタリウム渋谷はあります。
17mのやや大きめのドームで、子ども向けの番組から大人も楽しめる星の解説付きのものまであります。
渋谷の駅から徒歩5分程度で、3階には『こども科学センター・ハチラボ』が併設されているので、プラネタリウムの待ち時間も快適に過ごすことができます。
コスモプラネタリウムは大人にも子どもにも人気のプラネタリウムなので、チケット購入のタイミングによっては見たい番組が購入できない場合もあります。休日は早めにチケットを購入して、ハチラボなどで時間を過ごすのがおすすめです。
コスモプラネタリウム渋谷の詳細はこちら
大人:600円
子ども(小中学生):300円
乳幼児:無料(座席をご利用の場合は子ども扱い)
コニカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)
コニカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)でも、21mの大規模ドームでプラネタリウムをみることができます。
この科学館は、コニカミノルタが運営をしているというわけではなく、八王子市の運営する科学館のネーミングライツ権をコニカミノルタ購入し、2013年からスポンサーとして支援しています。
2017年10月にプラネタリウム投影機が新しくなっており、コニカミノルタの投影機があるプラネタリウムの中でも綺麗な星空が観れる場所です。
コニカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)の詳細はこちら
セット料金
大人:650円、子ども(4才〜中学生):200円
プラネタリウム観覧券(2回目以降は以下の料金/回)
大人:500円、子ども(4才〜中学生):150円
プラネタリウムは入れ替え制のため、観覧券は1回の投影のみ有効です
葛飾区郷土と天文の博物館
葛飾区郷土と天文の博物館のプラネタリウムは、2018年6月に投影機が設置されたばかりです。
ドームは18mとやや小さめですが、全ての番組が生解説のオリジナル番組なので、ここでしか観れないプラネタリウム番組ばかりです。
生解説のプラネタリウムは、制作済みの番組よりも臨場感があり、面白いですよ!
葛飾区郷土と天文の博物館のプラネタリウムの詳細はこちら
セット料金
大人:450円、小・中学生:150円、幼児(座席を使う場合):50円
プラネタリウムは入れ替え制のため、観覧券は1回の投影のみ有効です。
入館料
大人:100円、小・中学生:50円、幼児:無料
プラネタリウム観覧料
大人:350円、小・中学生:100円、幼児(座席を使う場合):50円
※土曜日は中学生以下の入館料およびプラネタリウム観覧料が無料になります。
※障がい者手帳所持者は当人及び付添い者2人まで無料です。
プラネタリウム巡りをしてみよう!(プラネタリウム10選の一覧地図つき)
プラネタリウムは子連れで行けるレジャースポットの中では安めの価格帯なのに、科学館に併設されている場所も多く、1日いっぱい遊べる場所です。
今回セレクトした10ヶ所は都内に点在していますが、ぜひ子連れで色々なプラネタリウム巡りをしてみてください。
投影機での違いなんて、今まで考えたこともないと思いますが、子ども(特に男の子)って機械の話が大好きです。
もう夏休みは終わりましたが、今日のプラネタリウムと先週のプラネタリウムでは、どんなところが違った?などの話は自由研究にもぴったりの話題ですし、この記事が親子のお出かけがより楽しくなるきっかけになれると嬉しいです。
ぐるっとパスが使える施設、まとめました!
他に行ってみた「ぐるっとパス」が使える施設のレビュー記事を一覧にしてみました。まだまだ数は少ないですが、随時アップデートしていきますのでちょくちょくチェックしてやってください♪
