マクロビ講師の母ちゃんによるシンプルなくらしとこそだて

もし、あなたの家が、片づけても片づけてもまたすぐに散らかってしまう家だとしたら… それはあなたの責任ではありません。おそらく、あなたの家を○○した人の責任です。

もし、あなたの家が、片づけても片づけてもまたすぐに散らかってしまう家だとしたら… それはあなたの責任ではありません。おそらく、あなたの家を設計した人の責任です


私は”家”が好きです。

小学校の頃は鍵っ子で、家に帰るとよく窓際に寝そべって、ひとり理想の家の図面を描いていました。

大学は、建築学科では一番といわれていた早稲田の建築学科にまで行きましたが、デザインや構造云々にはセンスがなく、どちらかというと家庭や家族、地域などという”くらし”に興味があるんだなとわかったところで、社会人になりました。

社会人になってまる1年で妊娠し、子どもを4回産みました。

大学で初めて一人暮らしをしてからは、何度か引っ越しました。

家族ができてからは、もっともっと、地域も大きく変えながら、引っ越しを繰り返しました。

そんな私が思うこと。

私の心や体は、”家”に左右されている。

“くらし”のベースとなる”家”の状態がいいと、私の状態もいい。

“家”の状態がいいとは、すなわち、”くらす環境”がいい ともいえます。

“くらす環境”が整えば、そこに”くらす私”の状態も整ってきます。

だから、私は”家”を限りなくこだわって探そうとするし、その環境を整えようといつも意識しています。

あなたは一生のどれくらいを”家”で過ごしますか?

ライフスタイルによっても違うし、年齢や役割によっても違うでしょう。

幼い子や専業主婦(夫)は、家にいる時間がほとんどです。

保育園に行っていたとしても、大抵は送迎含めて外出しているのは10〜12時間。

小学生や中学生だって、12時間以上でかけていることは少ないでしょうし、高校生だって意外とその程度だと思います。

(塾に通う子とか、遠方の小中学校に通う子は違うかもしれませんけど。)

独身の外で働く男女や、サラリーマンのお父さんは寝るだけの場所のつもりかもしれません。

が、24時に帰って6時に出るという人であっても、家にいる時間は6時間。

もう少しだけ早く帰れて、もう少しだけゆっくり出社できる人であれば8時間〜10時間くらいは家で過ごします。

つまり、出ずっぱりだと思っていたとしても、ほとんどの人は、1日の1/3〜半分を”家”で過ごすのです。

もっと、こだわって家を決めて(借りて)欲しい。

昔から私は不思議でした。

多くの人はなぜ、家を建てるとなった途端に、真剣に住宅について考えるのでしょう。

「購入する」  =  「一生住む」

ということだからでしょうか?

たとえそうだとしても、それまで考えたこともないことをその場しのぎで考えて、上手くいくものでしょうか?

車を買うとしたら、どうですか?

これもまた、買うのだから、一生は使えなくても何年も使いたいし、一生懸命考えて決めますよね。

でも、何年か経つと、大切に使っていても使えない日がきて、買い替えることになります。

その時には、今までの経験や知識もフル動員して、

前の車のココが良かったから同じ機能が欲しいとか

布張りのシートは汚れが落ちにくかったから、さっと拭くだけで汚れの取れやすい革張りにしたいとか

そんな小さなコダワリを積み上げて、新しい車を決定していくでしょう?

そうやって、だんだんと満足度の高い車を、より高級な車を購入できるようになっていきますよね。

服とか、靴とか、バッグとか、あらゆる物も同じです。

食材だって、外食のお店選びだって、行って食べてみて、目が舌がいい物を判断できるようになっていく。

なーのーにー!

家を借りるとなると、どうして適当に決めちゃうんですか?

場所とか、何LDKとか、南向きとか、何階とか、礼金がないとか、そんな程度の理由で決めちゃうの!?

しかも不満があっても、抱え込んだまま、意外と引っ越さない。

もちろん日本において引っ越しが、物を新たに買うようにすっとできない程度の負担があるのはわかってます。

が、2年に1回の更新の機会ごとに、更新料を払うくらいなら違う家を試してみてもいいのでは?

前の家の経験を踏まえ、自分の家に対するコダワリを確認し、優先順位をつけて、部屋をじっくり選んで、環境を変えてみたらいいのにー!

と私はひとりで地団駄踏むワケです。

誰にも頼まれてないから、勝手に、ですけど。笑

というのも

やっぱり家は色々体験してみた方がいい。環境は定期的に変えてみるといい。

と思うからです。

子どもが小さいうちは、子どもの様子を感じやすい狭い家の方が良かったり、年をとると階段が億劫になるように、生活スタイルや年齢によって”くらしやすい家”は変わるんですが、それ以外にも、人によって”家に求めるポイント”って意外と違うんです。

朝に強い日差しが欲しい人もいれば、強い日差しはなくても1日中明るいことを求めるいます。

高いところからの眺望を望む人もいれば、低くてもいいから自然を身近に感じたい人もいます。

洗濯物はお日様の力で乾かしたい人もいれば、花粉症なので必ず部屋干しという人もいます。

明るい家に住みたい。

眺望のいい家に住みたい。

洗濯物が干しやすい家に住みたい。

明るいとは何か、眺望がいいとは何か、洗濯物が干しやすいとは何か。

もの凄く定義が曖昧です。

家を建てると決めてからそれを家族とすりあわせてもいいですが、必ずしも皆が家を建てるわけではありません。

大きな家を建てたとしても、老後の小さなくらしになったときには、どこかに小さな家を借りるかもしれません。

自分が具体的に何を好きなのか。

そして、どこは満たされないと気持ちが満たされないのか。

どこはできれば満たされたいけど、満たされなかったとしても、なんとか工夫で乗り切ることができるのか。

そういうことを、もっとみんなに知って欲しいー!

あるようで、そういう話を力説してる人に出会ったことがありません。

本もたっくさん読んでいますがみつかりません。

整理収納も凄く好きだけど、その前の”家”(箱)自体もまず、考え、感じて欲しいのです。

ん〜、伝わったかな・・・

今の子育て専業期間中は、こういった伝えたいことを洗練させていく期間にしよう。

ちなみに、タイトルは片付けの解剖図鑑という本の、最初にあったことば。○○には設計と入ってました。

確かにそうとも言えるけど、まずは私たちが自分の”好き”を知らないのに、設計した人を責めてもね。(まー、好きと身を起きたい環境は必ずしも一緒じゃないこともある。だから、色々試せる内に、賃貸でいっぱい体験してみることが大切なんですよ。)

だから、私はこう思う。

「もし、あなたの家が、片づけても片づけてもまたすぐに散らかってしまう家だとしたら…
それはあなたの責任ではありません。おそらく、あなたの家を選んだ人の責任です。」

つまり・・・あ、私の責任だ。笑

 

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