こんにちは。
muji seikatsuの奏(KANA)です。
という質問をいただいたので、わが家の合皮ソファの黒ずみ撃退掃除方法をご紹介します。
この記事はこんな人にオススメ
・合皮のソファや椅子を使っている方
・合皮の汚れを水拭き掃除しても落ちなくて困っている方
・合皮製品のお手入れ方法に悩んでいる方
合皮ソファのお手入れ方法とは?
合皮は本革と比べて扱いが楽なのがメリットと思われがちですが、使えば使うほど深みを増す…というよりも、気をつけないと汚れで黒ずんでしまうので、実は本革以上にメンテナンスには気をつける必要があります。
本革と合皮の違い
本革は本物の動物の皮なのに対して、合皮はポリウレタンや塩化ビニルで皮のような質感を出した素材です。
本革は使えば使うほど味が出てきて、経年変化を楽しめる一方、水気や湿気に弱く、水濡れには注意が必要です。
合皮は塩ビなどの水を弾く素材でできていることが多いので、本革に比べて水気などには強く、硬く絞った雑巾などで水拭きすることができます。
合皮のソファのお手入れ方法としては、
飲み物や食べ物の汚れがついた場合は、柔らかい布に中性洗剤を薄めたぬるま湯で固く絞って拭き取ってください。
そのあと水拭きで洗剤液を十分拭き取り 乾拭きし 十分自然乾燥させてください。
などと、わが家のソファメーカーの公式HPにも書いてありました。
合皮ソファの黒ずみ撃退方法とは?
わが家でも日常的にソファを乾拭きをして、何か汚れをつけてしまったと気づいたときは、上記のような方法でメンテナンスをしていますが…
という体験をしたことがあるのは、私だけではないはずです。
特にわが家は白いソファを使っているので、黒ずみはとても目立ちます。
「メラミンスポンジ」と「アルカリ電解水」のコラボ
黒ずみは水拭きでは落ちません。
様々な洗剤などを試行錯誤した結果見つけたのが、「メラミンスポンジ」と「アルカリ電解水」のコラボです。
※アルカリ電解水の代わりに、セスキ炭酸ソーダや重曹水を使うという方もいます。
掃除後のスッキリ具合を考えると、私はアルカリ電解水がベターだと思いますが、お好みでお試しください。
黒ずみ撃退に必要なもの
・メラミンスポンジ
・アルカリ電解水
・綺麗な布3枚以上(汚れ拭き取り用、水拭き用、乾拭き用)
この三点セットがあれば、準備万端です。
メラミンスポンジは、ソファであれば大きなものだと早いかもしれませんが、小さなものでも時間をかければいいだけなので、特に買い足す必要はないと思います。
黒ずみ撃退法
やり方はとてもシンプルです。
①メラミンスポンジに、アルカリ電解水を含ませる。
アルカリ電解水はやや多めに。
こすったときにキュッキュっと、スポンジが音を立てるようであれば、水分が少なすぎです。
②メラミンスポンジで、生地を優しくなでるようにこする。
スルスルと滑らかに動くように、優しくこすります。
ゴシゴシは禁物です!
③汚れがどんどん浮いてくるので、乾いた布やキッチンペーパーで拭き取る。
スポンジもどんどん汚れてきますが、生地の表面にも汚れが残っているので、綺麗に拭き取っていきます。
④全ての汚れをスポンジでこすったら、硬く絞った布で水拭きをする。
アルカリ電解水自体は分解されて成分は残らないと言われていますが、メラミンスポンジのごく小さなかすや汚れが残っている可能性があるので、綺麗に水拭きをして、全ての汚れを取り去ります。
⑤乾拭きをしたら、掃除完了☺️
最後はしっかりと乾いた綺麗な布で乾拭きをして、仕上げてください。
注意事項
今回ご紹介した合皮のお手入れ方法はメーカーで推奨されている方法ではなく、私が色々と試行錯誤した結果みつけた効果的だけどリスクも伴う方法です。
あくまでも自己責任で。
最初は目立たないところから試してみてください。
また、アルカリ電解水は2度拭きも不要で安全な洗剤だと思われていますが、割と強めの洗剤です。
アルカリ電解水に長時間触れていると、酸素系漂白剤を触れた時のように指先がぬるぬるする感覚がありました。
洗剤に弱い方は特に、ビニール手袋などをつけて作業された方が良いかと思います。
さいごに
リスクはありますし、このお手入れを続けることで合皮の素材の寿命は多少縮まるかもしれません。
しかし、このやり方掃除をすることで、わが家のソファの黒ずみはなくなり、買った当初の綺麗な白いソファに戻りました。
水拭きでも取れない汚れのある方、黒ずみを抱えている方は、目立たぬところからまずは試してみてください。
綺麗で新品のようなソファや椅子に戻るかもしれません。