こんにちは。
muji seikatsuの奏(KANA)です。
わが家は1Kの小さな家に4人で暮らす、ミニマルな生活をしています。
かといって、ミニマリストだとも思っていなかったのですが、
「ミニマリスト = 自分にとって必要なものだけに囲まれて暮らす」
という定義ならば、わが家はミニマリストなのかもしれません。
動画内では書ききれなかった、なぜそれらを手放したかなど。
私がそれらを「持たない」理由について、この記事では詳しく書きました。
この記事はこんな人にオススメ
・家の中にものが多すぎる気がする人
・いつも家事に追われている気がする人
・実は使っていないものが多い人
・ミニマリストになりたい人
・断捨離したい人
目次
【1K4人暮らし】小さなわが家の暮らしに「ない」ものとは
わが家に「ない」ものは、ほとんどが以下の条件に当てはまります。
・使わないときも存在感がある
・他のもので代用できる
・電気を大量消費する
・使わないときも存在感がある
あるのが当たり前だと思っているものも、一度それを取り払って、ない状態を体感してみると、想像以上に存在感があったことに気がつきます。
その存在感の大きなものを減らす。
それだけで家の中は、とてもスッキリします。
・他のもので代用できる
同じ機能を別のもので代替できるものも多々あります。
1つの用途にしか使えないものは、まずどれだけの頻度で使うかを考えてみます。
特に、メンテナンスがしにくいものならば、もっと手入れがしやすい別のものはないかと検討してみるのもおすすめです。
・電気を大量消費する
家電の中でも、保温機能は想像以上に電力を消費します。
本当にその機能必要ですか?
ご飯は炊飯器で保温するよりも温め直した方が美味しいし、ポットのお湯も電気を使わない保温ポットでも温め効果は続きます。
小さなわが家の暮らしに「ない」もの10選
①炊飯器
②電気ポットとやかん
③電子レンジ
④テレビ
⑤掃除機(大きいもの)
⑥三角コーナーや排水溝カバー
⑦バスタオル
⑧マット類(バスマット、トイレマット、台所のマット、ラグetc.)
⑨カーテン
⑩ベッド
①炊飯器
炊飯器は、「いつも温かいご飯をすぐに食べれる状態がいい」
という夫から希望で、小さな無印良品の炊飯器が手元にあった時期もありました。
しかし、保温されているご飯はだんだんと味も落ちるし、保温の電力は結構大きい。
炊飯自体はずっと土鍋炊きなので、試しにやめてみたら、夫も慣れたようで特に問題なくなり、そのまま手放し、今に至ります。
今は朝に土鍋で炊いて、朝食とお昼のお弁当に入れたらおしまいでそもそも保温するほどあまらないことがほとんどですが、
もう一度炊いて、ご飯余った日は、保存容器に入れて冷蔵庫に保管。
数日以内に、炒飯やリゾットなどの再調理をして食べたり、ヘルシオなどで温め直してから食べています。
②電気ポットとやかん
電気ポットは持っていたことが一度もありません。
実家でもお茶などの保温は、電気ポットではなく、サーモスや象印の保温ポットでした。
やかんは、柳宗理さんのやかんのフォルムが好きでずっと憧れていたので、ひとり暮らしを始めた頃は持っていました。
その後も何年間も使っていたのですが、だんだんと細かい隙間に汚れがこびりき、それを洗うのが面倒に感じるようになりました。
しまうのも場所をとるし、他のものに比べて内側も洗いにくいし、乾燥もさせにくい。
考えてみたら、お湯を沸かすことも、お茶を作ることも、片手鍋でできるし、その方が洗いやすいし場所もとらないし、便利なのでは?
そう気づいたある日、やかんをシンク下の奥の方にしまってみました。
何日経っても不便を感じません。
大切にしてきたものだからもったいない。
そう思ったけれど、他の使いたいもののためにスペースが必要になったタイミングでやかんも手放しました。
③電子レンジ
電子レンジは、1人暮らしを始めたタイミングで揃えましたが、ほとんど使いませんでした。
オーブン機能が欲しいから、その後もオーブンレンジは家にありますが、レンジ機能は使うことがありません。
コンベクションオーブンのデロンギを使っていた時代もありますが、メンテナンスが結構面倒で、結果的に今はヘルシオに落ち着きました。
実際はどうなのかわかりませんが、電磁波で物を温めるという行為自体に違和感を感じるし、他の方法でも食べ物は温められるので、日常的に使う必要性を感じない。
ただただそれだけです。
オーブンだけに特化したものが日本ではデロンギくらいしかないのと、元々せいろ(蒸し器)で調理するのが好きだったので、今はヘルシオを色々と試してみている段階です。
ヘルシオはいいことも悪いことも、色々あるけれど、使いこなせればとても良い調理家電だと感じます。
④テレビ
テレビはひとり暮らしを始めた頃から、基本的には持っていません。
小さな頃からテレビはあまりみない子だったので、テレビに対する欲求は全くありません。
映画鑑賞が趣味なので、DVDプレイヤーの再生機代わりにテレビを持っていた時期もありましたが、その頃もテレビの線はつながっていませんでした。
今は映画を、Amazonのprime videoやNetflix、Huluといったストリーミング配信のサービスでみるようになったので、テレビは手元にありません。
映画鑑賞は、iPadや子どもたち用のFireタブレットです。
⑤掃除機(大きいもの)
掃除機は、ハンディタイプのマキタのものを使っており、ホースのついた大きな掃除機は使いません。
家が狭いから使わないというよりも、家が広くても、ホースタイプの大きな掃除機は使わないと思います。
ハンディタイプのものでも十分に吸引力はあるし、ざっくり掃除機をかけたら、床は雑巾で拭きあげます。
小回りのきかない、掃除機がかけられる範囲をコードに制御させられる。
大きな掃除機は不便なので苦手です。
もし、大きな家に住んでいるならば、大きい掃除機を追加するのではなく、ルンバなどのような電動のものにざっくり掃除をお願いして、子どもの食べこぼしなどにマキタのハンディタイプのクリーナーを使うというスタイルになるかと思います。
⑥三角コーナーや排水溝カバー
生ゴミを一時的に置いておくための三角コーナーはありません。
三角コーナー自体が場所をとるし、三角コーナーの掃除も面倒です。
生ゴミは、できるだけ水に濡らしたくないので、出たそばからビニール袋に入れてしまいますし、排水溝に流れる直前でかごにキャッチされたものは定期的によく水を切って捨てます。
生ゴミが流れてしまわないように、排水溝のところにかご(あみ?)はつけていますが、その上のゴムのカバーはつけていません。
カバーをつける目的は、生ゴミが見えないようにすることだと思いますが、見えないようにすることで掃除の頻度を下げてしまいます。
いつもかごの状態が見えていると、生ゴミがちょっとたまっただけでもすぐに捨てたくなります。
そうして、定期的に掃除をするので、ぬめることもありません。
臭いものに蓋をするのではなく、臭くならない工夫をする方が、実はずっと簡単だし楽です。
⑦バスタオル
わが家はお風呂場での室内干しなので、乾きにくいものはできるだけ持たないようにしています。
バスタオルは頻繁に使うのに、乾きにくいものランキング上位です。
だから、バスタオルは持たずに、スポーツタオルで拭きます。
お風呂に入ったら1人1枚。
体を拭いて、最後に足も拭いてから、お風呂場を出ます。
全員があがったら、そのタオルでお風呂場の中をざっと拭き上げ、洗濯機に放り込んでおしまい。
毎回しっかり使い倒すので、もう一度使おうかな?と思うこともありません。
バスタオルだと数回使ってから洗濯するという方もいると思いますが、気持ちよく洗える仕組みにすることで、毎回新しいタオルで体を拭きあげることができます。
また、小さなタオルだから部屋干しでもスッキリ乾くので、タオルも臭くなりにくいし、枚数もたくさん持つ必要がないので保管するためのスペースもたくさん必要ありません。
夫はふわふわのタオルが好きなので、ちょっとかさばるのですが、そこだけは仕方ない…と譲っています。
⑧マット類(バスマット、トイレマット、台所のマット、ラグetc.)
マット類も、洗濯が面倒なものランキングの上位です。
ちょっと汚れるたびに洗うのは大変だし、でも、意外とすぐに汚れてしまうのがマット類。
それであれば、マット類は敷かずに、床が汚れるたびに洗う方が簡単だし、洗濯するものも少なくて済むので楽ちんというのが私の考えです。
大きな布類は洗うのが本当に面倒だし、乾きにくいので、他のもので代用できないかを考えてみるのはオススメです。
ラグも洗いにくいので、ダニなどの温床になりがちです。
汚れをためこまないように工夫してみてください。
⑨カーテン
わが家にはカーテンもありません。
カーテンがないと、部屋はぐっと明るくなります。
そして、窓周りがとてもスッキリします。
せっかくの窓を、カーテンがふさいでしまっているケースがとても多いんです。
私は明るくスッキリした窓周りが好きなので、カーテンは持っていません。
ただ、夏の強い日差しはさすがに防ぎたい。
一日中ではありませんが、一時的に日差しが強い時間帯があります。
その時だけ、タオル類を突っ張り棒などにひっかけ、カーテン代わりにします。
日差しが一時的に防げればいいだけなので、タオルでもなんでも気にしません。
そして、日差しが落ち着いたら、またタオルは外す。
これを日差しの強いシーズンは、毎日繰り返しています。
⑩ベッド
一人暮らしのときは、ベットをソファ代わりに使ったり、自分の居場所的に使っていたので、ベッドは大切な場所でした。
でも、どうしても大きなスペースを占めるし、小さな子どもとの生活の中では、反対に使える用途が限られてしまうのがベッドです。
ごろごろと転がる子どもと一緒に寝るならば、転がりはみだしても安全なのは布団です。
私も小さな頃、親の間に寝ていたはずなのに、朝起きたらベッドの下にいた記憶があります。
布団は広げると大きなスペースになりますが、たくさんのものを重ねることもできるので、3組程度の布団ならば、全てを重ねておくこともできます。
そうすると、布団の1/3くらいのスペースに、全ての布団をしまうことができ、残りのスペースは全て別のことに使うことができます。
昔の人がしていたような、時間帯によって、1つの部屋を様々な目的に使う。
わが家はそれを実践しています。
まとめ
小さな暮らしを保つためには、必要のないものを持つことができません。
限られた条件の空間に暮らすことは大変なことでもありますが、嘆いていても事実は変わりません。
それよりも、「その空間を心地よいものにするためには何ができるか?」という風に意識を切り替え、自分の小さな工夫を積み重ねていくことはとても楽しいものです。
今回の話は、小さな暮らしに限らず大きな暮らしの中でも役立つ話かと思います。
自分にとって必要なものに囲まれて暮らす。
ものが少なければ良いわけでもないですが、自分の負担を知らず知らずのうちに増やしているものは手放し、もっと軽やかに生きていきましょう。