〜丁寧なくらしの手帖〜

【大豆唐揚げの作り方】大豆ミートを使ったヘルシーな唐揚げを作ろう!

こんにちは。
muji seikatsuの奏(KANA)です。

大豆ミートの使い方が知りたいです!

という質問をいただいたので、まずは大豆ミートのベーシックなレシピである「大豆からあげの作り方」を解説します。

この記事はこんな人にオススメ

・大豆ミート(大豆たんぱく)を試してみたい方
・大豆唐揚げを作ってみたい方
・唐揚げが好きだが、カロリーや胃もたれが気になる方

大豆ミートで作る唐揚げとは?

大豆ミート(大豆たんぱく)で作る唐揚げは、食感も見た目も、鶏肉の唐揚げとそっくりです。

味はもちろん違うといえば違うのですが、何も言わずに出すと、気づかずに食べている人もいるほどです。

考えてみれば、唐揚げの味も家ごとに違うし、最近はバリエーションもたくさんありますもんね。

ちょっと違うけど、トリの唐揚げのようなもの、と脳が勘違いできる程度に、食感や見た目がとても似ているのです。

大豆ミートとは?

大豆ミートとは、「大豆たんぱく」「ソイミート」「ベジミート」とも呼ばれる、大豆で作った肉のような食感が出せる食材のことです。

大豆は昔から「畑の肉」といわれているように、たんぱく質が豊富な食べものです。

お肉が貴重だった時代は、大豆などの豆料理でたんぱく質を補給していた地域も多くあります。

大豆ミートの作り方は?

メーカーによって作り方は様々ですが、例えば、この「大豆まるごとミート」は

大豆をまるごと100%使用して、大豆の油分を絞り出した上で、過熱加圧&高温乾燥をさせて作っているそうです。

わが家では、「オーサワの大豆からあげ(ベジミート)」を使うことも多いです。

乾物以外の商品もありますが、添加物も少なく、保存性も高い乾物の大豆ミートを私はおすすめしています。

大豆からあげの作り方

作り方のポイントは、下洗いと下味です。

下洗いで大豆臭さを軽減

下洗いは、大豆のアクを押し出すようにしっかりと行います。

乾物の大豆たんぱくをぬるま湯などで戻した後に、ギュッと絞ります。

この時に、泡=アクを押し出すように、何度か水を入れ替えて洗うことで、大豆臭さはだいぶ軽減できます。

注意
ギュッと握り潰してしまうと、大豆ミートの形が崩れるので、それだけは要注意!

下味は濃い目につける

大豆ミートからアクを出した上で、しっかりと濃い目の下味をつけることで、お肉のようなジューシーな味を作り出すことができます。

下味のレシピは好みですが、塩や醤油でベースの味をつけ、玉ねぎ・ニンニク・生姜などの香味野菜で大豆の臭みを消します。

だしの素(和風出しや中華だし)を使って、下味をつけるのもおすすめです。

大豆からあげのレシピ

1.ぬるま湯で、乾物の大豆たんぱく(大豆ミート)を戻す

注意
5〜10分弱火で煮戻しする商品もあります。商品に記載がある場合は、そちらにしたがってください。

2.下味の材料を、調理用のポリ袋に入れる

調理用のポリ袋は、湯煎もできるサニパックの『スマートキッチン』がおすすめです。

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3.大豆たんぱくの水分をギュッと絞り出す(力を入れすぎると、形が崩れるのでそれだけは注意!)

4.水を絞った大豆たんぱくを、下味用のポリ袋に入れる

5.もみ込むようにして、下味をつける

6.しばらく置いておく(30分以上は置いておくとベター)

7.ポリ袋に、片栗粉を適量入れ、袋を振りながら粉をまぶしつける

8.少量の油をまぶして、ヘルシオで焼く

or 通常の唐揚げのように揚げる、少量の油で揚げ焼きにする etc.

9.できあがり。

さいごに

たんぱく質は肉や魚でとる!が今の常識かもしれませんが、ちょっと前までは肉や魚は贅沢品。大豆たんぱくなどの別のたんぱく質源からたんぱく質を摂取していた時代の方が長いです。

時々だけでも肉や魚の代わりに、植物性たんぱく質を食べてみてください。

腹持ちはするけど、満足感はあり、しかし、胃もたれはしない。

とても快適な状態を体感することができると思います。